~スキルを生かした副業を始めたいあなたへ~

自分に合った働き方が見つかる! 看護職の副業リアリティ

収入アップ、キャリア形成、スキマ時間活用、リフレッシュなど、さまざまな理由で副業を始める人が増えています。

看護業界でも副業ワーカーは増加中で、スキルを活かした新しい働き方が注目されています。今回はUcare(*)を利用している看護職の副業ワーカー2名に、リアルな副業事情を聞きました!

(*)USEN WORKING社が運営する副業マッチングサービス(対象エリア:北海道、群馬県、埼玉県、神奈川県、東京都、千葉県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県)

副業で、新しい可能性が見つかる!

——Mさん(千葉県・33歳・女性)の副業インタビュー

生活リズムに合わせて無理なく働ける

もともと10年ほど総合病院の急性期病棟に勤務していて、その後は美容クリニックに転職しました。ただ、美容クリニックはあまり合わず、現在は応援ナースとして再び病院勤務をしています。

応援ナースは派遣看護師ではなく、3カ月や6カ月など、契期付きで病院から直接雇用されています。応援ナースは即戦力が求められる分、基本給も高いです。私は現在、夜勤専従者として雇用されており、月に10回ほどの夜勤で本業の給与は56万円ほどあります。

副業は本業の夜勤明けを利用しています。夜勤で入ることもあれば、日勤帯の短い時間だけ働いて休みの日は友人と遊ぶこともあります。副業に入る回数も時間帯も自分次第なので、副業の収入はのんびりしたい月は3万円ほど、しっかりと働いた月は10万円を超えますね。

副業で稼いだお金は「推し活」や友人と遊ぶお金に使っています。推しのイベント前は副業の回数を増やすなど、楽しみのために働こうというモチベーションにもなります

副業をすることで「優しい看護師」に戻れる

副業そのものは、看護師3年目くらいで初めて挑戦しました。当時の同僚も副業をしている人が多く、紹介特典もあったので自然とみんな始めているような雰囲気でしたね。確定申告をしなくて済むように副業の収入は年間20万円を超えないように気をつけていました。

実は仕事で人と接するのに疲れてしまって、人と関わらずに働ける倉庫の仕分けバイトをしたこともあります。でも時給は低いし、あまり向いていなかったです。

Ucareでは、施設や時間帯だけでなく、看護職と介護職のどちらで働くかも選べます。介護職は看護職よりも時給が300円ほど安いのですが、介護職として働くメリットもあるんですよ。看護師以外の目線を知ることで、本業で看護助手に指示を出すときに「こう伝えたらわかりやすいかな」といった視点が持てるようになりました

本業は病棟勤務なのですが、どうしても命と隣り合わせで張り詰めた空気の中で働き続けるので、メンタル的に疲れてしまうこともあります。だからこそ、副業はゆったりと利用者さんに向き合えるデイケアサービスを選んでいます。穏やかに働くことで、「優しい看護師」の感覚を取り戻せるんです(笑)

本業+副業という働き方で可能性が広がる

本業で看護師や介護士として働くメリットは、お金がもらえるだけではないと思っています。私も転職や副業でいろいろな施設で働いてわかったのですが、やはり合う合わないはあります。本業で人間関係や仕事内容が合わないと転職するか耐えるしかないですが、副業なら合わない場所はもう行かなければいいだけです。

ほかにも、日頃の業務で自分のスキルに自信がなくても、副業先の施設では重宝されることもあり、自分の適性に気づけることも。人間関係や雇用のしがらみのない職場で働く経験をすることで、自分に合う職場や業務が見つかることもありますよ。

副業に興味があるなら、お金だけでなく自分の可能性を広げるというメリットもあるので、勇気を出して挑戦してみてほしいです。

元・看護師でもスキルが役に立つと実感

——Sさん(神奈川県・27歳・女性)の副業インタビュー

きっかけは本業での接客業務

私は大学を卒業後、都内の総合病院やクリニックで看護師として働いていました。当時の手取りは25万円ほどでした。結婚を機にクリニックを退職し、現在はご縁があって、異職種ではありますが販売業で働いています。

副業を始めたのは、今の仕事に就いてからです。本業では年代問わず、さまざまなお客さまと接する機会があるのですが、年配のお客さまと接しているうちに看護師時代を思い出して懐かしくなったのがきっかけです。自由に使えるお金がもう少しほしいとも思っていたので、ちょうどいい機会でした。

本業がシフト制なので、休みの日を利用して月に2〜3回ほどデイサービスで働いています。勤務時間にもよりますが1回1万5000円ほどなので、月の副業収入は3〜4万円ほどです。副業で稼いだお金は友人と遊ぶときなどに使っていますが、今後は家族のために貯蓄していきたいですね。

ブランクがあっても「意外と大丈夫」

看護師としてのブランクがあるので、最初は介護スタッフとして応募していましたが、最近は看護師として応募することが多いです。とはいえ、採血や点滴といったいわゆる穿刺(せんし)系の業務はなるべく避けるようにしていますね。リハビリ型のデイサービス施設などだと、バイタルチェックや介助などの業務だけでも募集があります。あらかじめ業務内容を確認して応募できるので、自分のやりたい業務がはっきりしている場合はとても使いやすいです

入浴介助や食事介助など、久しぶりにやったときは体力の低下を感じましたが、それも少しずつ感覚を取り戻してきました。私のように現役の看護師ではなくても、十分副業で働けるのだなと実感しています。「本業の休みの日に働くなんて疲れない?」と思うかも知れませんが、意外とリフレッシュにもなりますし、介護施設はやることが多いのであっという間に時間が過ぎます。

今すぐというわけではないのですが、いずれは看護師として復帰したいと思っているので、リハビリ感覚で医療の現場で働けるのはありがたいですね。

経験を重ね、志望キャリアが明確に

一度は看護師としてのキャリアを手放しましたが、看護師の仕事そのものは嫌いじゃないんです。ただ、実際に働いていた経験から、夜勤のある病院勤務は自分には合っていないように感じています。職場内の人間関係に悩まされるのも不安なので、今後は1つの勤め先に縛られない派遣看護師という形で働けたらいいなと思っています。

理想は夜勤がなく、基本的には定時で帰れるクリニックです。ライフワークバランスを大切にしたいですね。看護師として復帰した場合、しばらくは本業に専念するかもしれませんが、慣れてきたら空いた時間に副業をするのも選択肢として考えています。

このように自分の理想の働き方を明確にイメージできるようになったのも、副業でいろいろな働き方を知ったおかげです。現役看護師はもちろん、元看護師でも気軽に働けるので、働き方の幅を広げるためにもマッチングサービスはおすすめです!

 

取材協力:USEN WORKING